布団は長く使うほど、皮脂や汗の成分が蓄積し、へたったり悪臭がしたりと寝心地が悪くなっていきます。
使って5年以上たつのであれば、ここで一度丸洗いしてリフレッシュしたいところ。
最近は、布団が洗えるコインランドリーも増えてきました。
しかし和布団は構造上、素人が洗うのは危険なんです。
和布団は自力で洗おうとせず、布団の取扱いのあるクリーニング店へ。
近くにクリーニング屋さんがない、あっても和布団の取扱がない、という場合は、全国から利用できる宅配布団クリーニングを検討してみてください。
和布団がコインランドリーや洗濯機で洗えない理由
和布団は日本独自の製法で作られた敷き布団・掛け布団を指します。
- 縦横に縫うのではなく、点で中綿をとめてある
- 4すみから房ひもが出ている
- 掛け布団の場合、中央が色柄の布で周りを無地の布で額縁のように囲っている
洋布団との最大の違いは、中綿のとめ方。

洋布団がキルティングで枠状に中綿を仕切ってとめるのに対して、和ふとんは点でとめます。
そのため、洗濯機やコインランドリーで洗うと回転で中綿が移動してしまい、サンタクロースの袋みたいな団子になって使い物にならなくなってしまうことも。

和布団を自分で洗うのは恐すぎにゃ💦
素材や装飾にも注意
和布団の構造だけでなく、使われている素材や装飾にも注意が必要です。
シルク素材は水に弱いので、普通に洗濯するとゴワゴワ・ボロボロになってしまいます。
刺繍や染めが入っている場合は、色落ちしたり滲んだりと悲惨なことになりかねません。
和布団のクリーニングは宅配型の専門店にお任せ
和布団は自分で洗えないだけでなく、一般のクリーニング店でも取り扱いがない場合があります。

クリーニング屋さんに持ちこむ前に、洗えるか電話で問い合わせした方が無難にゃ
手近なクリーニング店で受け付けてもらえない和布団は、布団クリーニング専門店に任せましょう。
「宅配布団クリーニング」といって、宅配便で布団をやりとりするスタイルのお店なら、全国どこからでも利用できます。
和布団を出す布団クリーニング店の選び方
和布団が洗えるとうたっているお店でも、洗濯マークや素材によってはお断りになる場合があります。
また、和布団だけ高額だったり、納期が倍以上かかるなど不利な条件設定になっていることも。
そこで、和布団でも通常の布団と同じように受け入れてくれる布団洗い専門店をピックアップしました。
布団丸洗い専門店しももとクリーニング
出典:しももとクリーニング公式サイト
価格 | 【基本料金】 1枚|9,680円 2枚|12,980円(6,490円/枚) 3枚|17,380円(5,426円/枚) 【敷布団 追加料金】550円/枚 【サイズ料金】セミダブル以上 1,100円/枚 【毛布・枕】1,650円/点 |
送料 | 無料 ・北海道・離島は送料あり ・沖縄対応不可 |
仕上がり目安 | 工場着から1〜2週間で発送 ※繁忙期(6~10月)は3週間~2ヶ月程度 |
梱包キットサイズ | 100cm×60cm×高さ40cm |
配送業者 | 西濃運輸 / ヤマト運輸(+550円〜) |
最新情報は公式サイトでご確認ください
公式⇒しももとクリーニング
しももとクリーニングは洋服は扱わず、布団洗いだけに特化した布団クリーニングの専門店です。
一枚一枚、状態や素材をしっかりチェックした上で、その布団に合わせた洗浄をするのが特徴。
だから和布団やシルク生地といった難易度の高い布団でも対応可能なんです。
布団への優しさを第一に考え、小型洗濯機で個別洗い。
無理なシミ抜きや漂白は行いません。

大事な布団を任せるなら、しももとクリーニングが安心でおすすめ!
「技術力の高い専門店」というと高額なイメージをもつかもしれません。
しかし、しももとクリーニングの料金は宅配布団クリーニングの相場とほぼ同じレベル。
和布団でも追加料金は発生しません。
しももとクリーニングは技術的にも価格的にも、安心して和布団を任せられるお店です。
しももとクリーニングは専門家の目と技術で、できる限り布団へのダメージを軽減しながら洗います。
しかし、素材によっては、洗うことで生地の風合いが変わったり、色落ちする可能性はゼロではありません。
装飾の多い婚礼布団については、先に問い合わせして確認することをおすすめします。
TEL:0880−22−8837
まとめ|大事な和布団は洗ってメンテナンスして使い続けましょう
以上をふまえ、布団洗い専門店のしももとクリーニングをご紹介しました。
大事にしてきた和布団。これからも長く快適に使っていくために、ぜひ一度クリーニングでリフレッシュしてあげてください。

ふかふか清潔なお布団なら、安心して熟睡できるにゃ〜
和布団もOKな布団丸洗い専門店、しももとクリーニングを実際に使ってみました。
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