こんにちは。宅配クリーニングが便利ではまっている主婦ひかるです。
スーツは、ビジネスや冠婚葬祭など社会人としての常識を問われる場面で着るもの。
汚れてみすぼらしかったり、不潔なにおいがするなんて許されません!
でも、あんまり頻繁にクリーニングに出すと家計が💦
いやいや、スーツはたくさんクリーニングに出せばいいってもんじゃないからにゃ
- クリーニングに出しすぎるとスーツが傷む
- 日々のメンテナンスこそが清潔感キープのカギ
このページでは、適切なクリーニング頻度や、家庭でのメンテナンス方法など、無駄なクリーニングを減らすための知識をまとめました。
クリーニングは最小限に!毎日のケアでスーツを長持ちさせて節約すべし✨
関連 ⇒礼服クリーニングの料金相場・頻度・タイミング・日数まとめ
スーツをクリーニングする頻度(季節/回数)
春・秋・冬 | 1シーズンに1回 多くて2回 |
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夏 | 2週間に1回 |
あまり着ないもの (冠婚葬祭用など) | 1回着るたびに洗う |
スーツメーカー/テーラー、クリーニング店の意見を総合すると、スーツを長持ちさせる上で、これくらいの頻度がちょうどいいと考えられます。
クリーニングに出すタイミングは、着終わって片付ける前。
間をあけないほうが汚れが落ちやすいし、保管中の防虫・防カビにもつながるにゃ💡
クリーニングしすぎはスーツが傷む
- ウールなど天然繊維の油分が抜けすぎて風合いが悪くなる
- 洗浄・乾燥工程での摩擦で生地が劣化する
- 色落ちが進む
適切な頻度のクリーニングは、汗や汚れによる生地の劣化を防ぎます。着用で起きる形崩れやシワも、プロのプレス技術で回復!
一方、必要以上のクリーニングはスーツの寿命を縮めます。
高級なテーラーだと「できるだけ洗わないほうがいい」と言っているところすらありました
日常のお手入れをこまめにすれば、いい状態が長くキープできるって考えにゃ
クリーニングのタイミングは保管前
クリーニングせずに長期間保管すると、残った汚れで生地が劣化。片付けたときには気づかなかった臭いや汚れが浮きでてきます。
着た回数は関係なく、保管前にはクリーニングをしてリセットするようにしましょう。
- 毎日仕事で着るスーツ⇒衣替えのタイミング
- 結婚式やお葬式などイベントだけで着るスーツ⇒1回でも着たら
とはいえ、夏場は日常のお手入れを頑張っても汗や皮脂が大量に染み込み、悪臭やべたつきゴワツキが発生します。
通勤や外回りで汗をかく機会が多いなら、夏は2週間〜1ヶ月に1回クリーニングへ。
そして、夏の終わりの衣替えのタイミングに最後のクリーニングをして保管すればカンペキ!
最後は汗抜きをつけて、徹底的に汚れを落としておくと来シーズンもフレッシュに着られるにゃ💡
スーツクリーニングの料金相場
ビジネススーツ(上) | 860円〜 |
ビジネススーツ(下) | 617円〜 |
ベスト | 615円〜 |
ネクタイ | 511円〜 |
略礼服(上下) | 1,971円〜 |
※礼服:2024年3月調査時点
有名チェーン店のスーツクリーニング料金を平均した価格がこちら。
料金相場表のうち「略礼服」というのは、お葬式や結婚式で着る黒やネイビーの無地のスーツのこと。
「〜」となっているのは、素材や装飾によって料金が変動するためです。
スーツが3着あるとすると、1シーズン合計で4,000円くらいかかるわけですね💦
特殊シミ抜き / カビ抜きはサイズ・状態に合わせて見積もり
簡易シミ抜きで落とせない汚れや、布地に根をはってしまった黒カビは、特殊シミ抜きや色補修が必要。
こうしたシミ抜きは、シミのサイズや汚れの種類・状態によって見積もりになることが多いです。
参考までに、いくつかのクリーニング店のシミ抜き料金の目安をまとめておきますね。
ホワイト急便 | シミ抜き特殊コース(色補修まで) 5,000~50,000円 |
ワールド | 2cm角まで 660円/個 襟・両脇・股下 3,025円/個 |
クリーニング専科 | 500円玉サイズ 600円〜 脇の下の汗ジミ 1,100円〜 エリ回りの黄変1,100円〜 |
ちなみに、表面にくっついているだけの白カビは、大体クリーニングだけで落ちるみたいで、加工料金を請求されたことはありません
ブランド物・高価なスーツは高級クリーニングへ
ブランドもののスーツやテーラーメードの高価なスーツは、仕立てが丈夫でも、布地は繊細でクリーニングに弱い高級素材が使われていることが多いです。
また、高級スーツを取り扱う人ほどドライクリーニングではなく、水洗い・ウェットクリーニングを推奨していますが、水洗いには高度な技術が必要です。
なので上質なスーツは、技術のある職人が在籍し、素材ごとに個別対応してくれる高級クリーニング店に出すことをおすすめします。
白洋舎は高級ブランド向けのコースがある、ワンランク上のクリーニングチェーン。
多くの都道府県に進出しているので、近所にあるか探してみてください。
キレイナは宅配便で服をやり取りする「宅配クリーニング」なので、全国どこからでも利用OK。
1点づつ素材や汚れに合わせて洗い方を調整し、水洗いしてくれます。
スーツと礼服でクリーニングの値段が違う理由
礼服は、素材や用途にあわせて手間暇をかけてクリーニングする必要があるため、普通のスーツより少し高くなります。
お店によってはクリーニング料金はスーツと同じでも、「デラックスコース」「ロイヤルコース」といった上級コースをセットにされることも。
なお、モーニングやタキシードといった正礼装の礼服だと、もっと高くなります。
ドライとウェットコースの違い・オプションの種類
費用はかかりますが、ドライクリーニング以外のコースや有料オプションを利用することで、スーツをより長く快適に着ることができます。
種類や用途を知って、かしこく使い分けましょう。
におい・汗汚れを落とす|ウェットクリーニング / Wウォッシュ
メリット | ・ドライとは段違いの清潔感 ・クリーニング後のベタつきやドライ臭がしない ・水溶性の汚れが落とせる |
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デメリット | ・けっこう高い ・お店によって技術や対応力に差が出やすい |
使い所 | ・汗のにおいやベタつきが気になるとき ・汚れを一掃したい保管前のクリーニング(特に夏物) |
ウェットクリーニングやWウォッシュは、特殊な技術でスーツを水洗いするコース。
500円〜1,500円ほどの追加費用が発生しますが、油性のドライクリーニングでは落としきれない水溶性の汚れ・・・汗、皮脂、においがさっぱりきれいに。
スーツの感触・風合いが良くなり、残った塩分で生地が劣化するのも防げます。
安価にすませたいなら「汗抜き加工」
ドライクリーニングに、水洗いのような効果を追加するのが汗抜き加工。
ウェットクリーニングより効果は劣りますが、300円〜500円程度で利用できます。
スーツにおすすめされやすいオプション
撥水加工 | 水や汚れをはじく加工 ネクタイに特におすすめ 500円程度 |
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折り目加工 | パンツの折り目をくっきり保つ加工 300円〜800円程度 |
防虫加工 | 虫喰いを予防する加工 500円程度 |
オプションは、クリーニングの頻度を減らしながらも、キレイな状態を長持ちさせたいときに検討してみてください。
お店によっては、アイテム料金の◯%という方式でオプション料金が決まる場合もあるので、価格はあくまで参考までに。
クリーニング頻度をおさえる日々のお手入れ
- ワンシーズン3着〜5着で着回す
- ブラッシングでテカリをおさえる
- スチームでにおいとシワをとる
- 陰干しで水分を飛ばす
頻繁なクリーニングを避けるためには、お家での日々のメンテナンスが重要です。
【1】1シーズン3着〜5着で着回す
靴と同じで、スーツも着たら何日か休ませると長持ちします。
毎日スーツを着る人なら、1シーズン3着は持っておきたいところです。
【2】ブラッシングで汚れを落としテカリをおさえる
帰ってきたらまず、洋服用ブラシで汚れを払います。
このときぺたんと寝ている繊維が起き上がるので、スーツのテカリ改善にも役立ちます。
【3】スチームでシワとにおいをとる
数年前から浸透してきた感のあるスチーマー 。もう導入しましたか?
これ、スーツのシワだけでなく、においも水蒸気の圧で飛ばしてくれるんです。
ファ◯リーズとか布の消臭スプレーも悪くないけど、だんだん服がベタついてくるんですよね〜(使った後の床もベタつくし)
【4】陰干しで余計な水分を飛ばす
最後に日の当たらない場所で、スーツを1日陰干しして湿気を飛ばしてお手入れ完了しです。
ちょっとの努力で、クリーニング代とスーツの買い替え代をダブルで節約できるにゃ🌟
しばらく着ないスーツをきれいに保管する方法
- クリーニングは保管前にすませる
- アイテムにあったハンガーで形崩れやシワ防止
- 直射日光を避ける
【1】”保管前”にクリーニングする
クリーニングのタイミングは着終わった後すぐがベスト!
汚れは早いほど落ちやすいですし、汚れの浸透で生地が劣化したりカビが生えるのを予防できます。
クリーニング返却のときについてくるビニールカバーは、湿気がたまるので外しましょう。(通気性のある、保管用の不織布カバーを付けてくれている場合はありがたく使います)
【2】アイテムにあったハンガーを使う
形崩れを防ぐため、ジャケットのハンガーは肩に厚みがあるものを用意。(かさばるけれど…)
スラックスは二つ折りでかけるより、ピンチで吊るタイプのハンガーの方が跡がつかずきれいに保管できます。
【3】変色を防ぐために直射日光を避ける
日光が当たると紫外線で生地が劣化。色あせや変色もおきやすくなります。
衣類保管用のカバーをかけて遮光して守ってあげてください。
【番外編】クリーニング店の保管サービスも増えています
クリーニングに出した衣類を来シーズンまで預かってくれる、保管サービスを提供するお店も増えています。
保管料は1着500円前後が相場といったところ。
衣類専用の湿度・温度を管理して遮光した倉庫で保管してもらえるので、家のクローゼットより安心。
全国から利用できる宅配クリーニングで、保管付きコースを出しているところも多いですよ💡
まとめ|清潔感のあるスーツスタイルは適度なクリーニングとこまめなお手入れから
「人は見た目が9割」と聞きますし、特にビジネスシーンでは身だしなみで相手を測る人も多いです。
印象で損をしないためにも、適度なクリーニングと日々のメンテナンスで、スーツの清潔感を保ちたいですね。
さわやかなビジュアルで、仕事を有利に進めるにゃ〜
忙しくてクリーニング店に行けない!そんなときは宅配クリーニングという手もありますよ。
目立つネクタイの汗染みも、クリーニングできれいに。