サマリーポケットのクリーニングオプションで注目すべきは、一律1着990円という破格のクリーニング料金。
一方で、「サマリーポケットは宅配クリーニングが専門じゃないけど品質は大丈夫?安すぎて逆に心配」という不安もよぎります。
…が、安さに負けて保管ついでにクリーニングに出してみました。

衣替えクリーニングとしてなら品質は十分!
うちは普段に比べて3,000円くらいクリーニング代が浮きました✨
保管サービスならではの使い勝手の良さも実感。

- 衣類以外にも預けたいものが多い
- 服にひどい汚れがない
- アウターが多い(クリーニング代が高いものが多い)
という場合は、サマリーポケットのクリーニングはかなりアリだにゃ💡
このページではサマリーポケットのクリーニングの仕上がりや、使ってわかったことをまとめています。
サマリーポケットでクリーニングするか迷っているなら、参考にしてみてください。

※2019年利用時の体験談をベースにしています。最新の仕様とズレがある可能性があるので、ご利用前には公式ページで詳細をご確認ください。
サマリーポケットのクリーニングの仕上がりレポ

今回はコート2着を出しました。
- 中綿入りジャケット(ライナー/フード付き)
- ウール+ポリエステルのコート(取り外しファー襟付き)
冬の数ヶ月間しか着ていないので、どちらも目立つシミなどはありません。

こちらが保管後の梱包。
コートはたたまれた状態で返ってきました。
「クリーニングの袋をかけたままにしておくとカビるのでよくない」という説もありますが、サマリーポケットの倉庫の環境が良かったためか、カビ臭さは全くありません。

ちょっとだけクリーニング独特の匂いが残ってるかも…?

それぞれクリーニングのラベルがついていて、きちんとクリーニング処理されたことがわかります。

ジャケットの中綿のふわふわ感はそのまま。生地の傷みやほつれもみられません。
タバコの臭いがなくなり、布用消臭スプレーのベタつきも取れています。
少したたみジワが目立ちますが、数日吊るしておいたら消えました。

こちらのコートもいい意味で変化なし。
ファー襟は毛皮なので、洗えないものに該当したためか取り外されていました。
細かいパーツも紛失しないように管理してあるのでしょう。

安いから雑なんじゃないかと心配していましたが、普通のクリーニング屋さんに出すのと変わらない、きちんとした仕上がりでした
季節もののお手入れ程度のクリーニングなら、問題なく使えそうです。
保管+クリーニングでかかった料金
クリーニング代金 | 2点1,240円 |
---|---|
保管料 (当時の初回割引込み) | 5ヶ月2,000円 |
取り出し送料 | 910円 |
合計(税抜) | 4,150円 |
クリーニング代金は、スタンダードコース620円※×2着で1,240円。
※現在は1着990円
普段利用している街のクリーニング店なら、
- 中綿入りジャケット:3,000円前後
- Aラインコート:1,200円前後
が相場。
なので、一律料金のサマリーポケットは本当にお得!

中綿入りジャケットは、ライナーとフードが取り外せるので、普通のクリーニング店だと別料金がかかります。
それがサマリーポケットでは付属品もまとめて1点のカウント※だったのも、大幅に安くなった理由。
※本体と同一素材の場合、まとめて1点として同一料金内でクリーニング

保管料や取り出し送料を足しても、今までのクリーニング代よりサマリーポケットの方が安くなっちゃいました💡

小さなボックスで預ける場合はもっと安くなるにゃ✨
使い勝手を口コミ!サマリーポケットはとにかく便利
イマドキのサービスらしい使い勝手の良さも、サマリーポケットを使ってみて良かった点です。
まず、機能がアプリに集約してあるので、わざわざサイトにアクセスしてログインする手間がかからないのが便利。
集荷ボックスの取り寄せや荷物の状態確認なんかが簡単に確認できるし、何かあればアプリから通知がくるので見逃しもありません。

スタンダードコースは、1点づつ撮影してもらえるから何を預けているかパッとわかります。

クリーニングも、アプリ内でササッとアイテムを選んで申し込み完了!

必要なことは全部アプリの中で完結!
感覚的に操作できるようになっているので、迷ったり困ったりすることはありませんでした

発送も荷物を箱に詰めるだけ。宅配伝票やオーダーシートの記入なんていりません。

荷物の取り出しもアプリの中でポチるだけ。最短で次の日届くにゃ

サマリーポケットのクリーニングにかかる日数
公式サイトには、クリーニング完了までの目安は約2週間と書いてあります。
普通のクリーニング店だと翌日仕上がりも珍しくないので、サマリーポケットのクリーニングはのんびりしている印象です。

私が利用したときはトータルで26日かかりました

服が必要になってからだと間に合わないかもしれないから、預けたらすぐにクリーニング注文するのがおすすめにゃ
また、サマリーポケットでは、クリーニングの前に入庫までの待ち時間が発生することも。
倉庫に荷物が届いてから、荷物登録が完了してクリーニングオーダーができるようになるまで、私のときは1週間かかりました。
※入庫待ちの間は保管料は発生しません。
クリーニング専門店と比べたメリット・デメリット
サマリーポケットのクリーニングオプションに似たサービスとして、宅配クリーニング店が提供する「保管付きクリーニング」も存在します。
二つを比較して、サマリーポケットのクリーニングオプションの長所・短所を探ってみましょう。
- 少ない枚数でも安く洗える
- 取り出しが自由自在
- 預けたものが写真で一覧把握できる
- 服以外も一緒に預けられる
- 衣類専用の保管環境ではない
- 加工オプションがなく、細かいニーズに対応していない
- 一部ブランド服は見積もりで高額になる可能性がある
メリット【1】少ない枚数でも安く洗える
サマリーポケット | スタンダード|990円/着 プレミアム|1,276円/着 +保管料(ボックス単位) +取り出し送料(ボックス単位) |
ラクリ | 5点 1,257円/着 10点 1,232円/着 15点 1,174円/着 20点 1,040円/着 ※保管料・送料込み |
リナビス | 3点 2,600円/着 5点1,962円/着 10点 1,490円 20点 1,175円/着 ※保管料・送料込み |
サマリーポケットのクリーニングオプションは、少ない枚数からでも割安価格なのが大きなメリット。
他サービスでは、点数が多くなるほどクリーニング料金が安くなっていくので、数着しかださない方にとってはむしろ割高になることも。
サマリーポケットはクリーニング代の他に保管料や取り出し送料がかかりますが、クリーニング代の安さで相殺できる場合もあるでしょう。
メリット【2】取り出しが自由自在
サマリーポケットは保管が主軸のサービスなので、好きなタイミングですぐに取り出しができるのもメリット。
送料がかかってもよければ、1着から取り出せるというのも普通の保管クリーニングにはない利便性です。
一般的な保管付きクリーニングは、取り出し日の事前予約が必要で、後からの変更がきかないこともしばしば。


サマリーポケットは、取り出しもアプリで日時指定をしてポチッとするだけ♪
メリット【3】預けたものが写真で一覧で把握できる
キャプチャ元:サマリーポケット
クリーニングができるスタンダードプランを利用すると、預けたものを写真一覧にしてもらえます。
これで何を預けているのかシンプルに把握できます。
メリット【4】服以外も一緒に預けられる
保管付きクリーニングはあくまでクリーニングなので、衣類しか預けられません。
一方サマリーポケットは服以外にも、本でも靴でも一緒に預けられます。

今回コートの他にも、冬物布団や冬用ペットベッドなどを預けました

手軽さ、使い勝手で選ぶならサマリーポケット だにゃ!

デメリット【1】衣類専用の保管環境ではない
サマリーポケットの倉庫は、服以外にも本や靴など様々なアイテムを保管しています。
湿度や温度はプロの手でしっかりと管理されていますが、服のために最適化されているわけではありません。
それに対してクリーニング専門店は、遮光や防虫、カビ対策など、服を劣化から守るための環境を整えています。
デメリット【2】加工オプションがなく、細かい要望も通らない
サマリーポケットのクリーニングは非常にシンプル。
撥水加工や花粉ガードといった、クリーニング店ではおなじみの加工オプションがありません。
クリーニング店に取り扱いに関する細かい要望を伝えることもできません。
デメリット【3】一部ブランド服は見積もりで高額になる可能性がある
モンクレールやデュベティカのダウンジャンパー、その他高級ブランド品は、一律料金から外れて高額になるので注意が必要です。

保管の質やクリーニングサービスの幅は、やっぱり本家のクリーニング店が強いにゃ〜
とはいえ、「そこまで服にこだわりがないよ」という場合はサマリーポケットでも問題ないはずです。
保管なしでクリーニングだけに使うのはビミョ〜
サマリーポケットのクリーニング料金がお得なので、「保管せずにクリーニングだけで利用したい」と思う人もいるかもしれません。
しかし、次の2つの理由で、クリーニングのみの利用はあまりおすすめできません。
- 早期取り出しはオプション料金がかかる
- 入庫〜クリーニング完了まで時間がかかる
サマリーポケットでは、保管期間が3ヶ月以下の場合「早期取り出し料金」がかかります。
また、入庫〜クリーニング完了まで時間がかかることも。(私のときは1ヶ月近くかかりました)

どのみち保管料も時間もかかるんだったら、のんびり保管しながらクリーニングした方がいいにゃ〜
サマリーポケットのクリーニングの使い方
サマリーポケットの申し込みからクリーニングまでは、次の流れになります。
【クリーニングオプション利用までの流れ】
- 申し込み(1) スタンダードコースに申し込む
- 申し込み(2) 預ける荷物に合わせて箱のサイズを選ぶ
- 届いた箱に荷物をつめて発送する
- 倉庫に入庫したらクリーニングの注文を入れる
- 取り出しの申し込みをする
【STEP1】クリーニング利用なら「スタンダードコース」を選ぶ
出典:サマリーポケット
まずはネットから申し込みをします。
サマリーポケットには、用途にあわせて3つのコースがあります。
そのうち、クリーニングオプションを利用できるのは「スタンダードコース」だけです。
【STEP2】ボックスの大きさを3種類から選ぶ
出典:サマリーポケット
サイズ | 保管料 | 送料 (ボックス単位) | |
---|---|---|---|
レギュラー | 3辺計113cm 43cm × 37cm × H33cm | 394円/月 | 1,100円 |
アパレル | 3辺計118cm 60cm × 38cm × H20cm | 394円/月 | 1,100円 |
ラージ | 3辺計150cm 68cm × 45cm × H37cm | 695円/月 | 1,320円 |
コース選びの次は、保管するボックスのサイズ選びです。
箱のサイズによって保管料と取り出し送料が変わるので、最適なサイズを選びましょう。
公式サイトによると、アパレルボックスはTシャツ100枚、ラージボックスはアウター20枚が入ったそうです。

Web申し込みが完了したら、サマポケのアプリをスマホに入れておくとのちのち便利だにゃ💡
【STEP3】荷物をつめて発送する

サマリーポケットからボックスが届いたら、保管するものを梱包します。
そのとき、クリーニング対象外のものがないか確認しておきましょう。
- 皮革・毛皮
- 着物・和服類
- 肌着・下着類
- 帽子・ドレスなど輸送中に型崩れが危惧されるもの
- 乾いていない衣類(輸送中にカビ、においが付く恐れがあるため)
- 洗濯表示の付いてないもの、洗濯不可のもの
- 破れ・破損などがあるもの
- 商品タグ、値札がついている
- その他、クリーニング不可能と判断した場合
⬇︎
梱包が済んだら、サマリーポケットのアプリで宅配業者に集荷依頼をします。
【STEP4】クリーニングを申し込む

送った荷物が倉庫で確認→登録完了したら、アプリからクリーニングが注文できるようになります。
クリーニングのコースは、スタンダートとプレミアムの2種類。
どちらもアイテム問わず、一律料金です。
スタンダード | プレミアム | |
---|---|---|
料金 | 990円/点 | 1,276円/点 |
スタンダードはごく一般的なクリーニング。
プレミアムは、クリーニングに加えて抗菌・防カビ・風合い改良などの加工がついてきます。
(番外編) ハンガー保管のオプションも検討してみて
オプション料金 | 1着 82円/月 |
サマリーポケットでは送ったときの箱のまま荷物保管するので、クリーニングが終わった服はたたんだ状態で箱にもどされ保管されます。
形崩れが気になるアイテムは、吊り下げ保管ができる「おしゃれ着保管オプション」をクリーニングと同時に申し込んでおきましょう。
ちなみに、服だけを送って、全ての服をハンガー保管にした場合、ボックスの保管料がかからなくなります。
なので、次の例のように、服の点数によってはボックスで保管するよりお得になることも!
通常の月額保管料 (レギュラーボックス) | 394円 |
全部ハンガー保管した場合の保管料 | 246円 82円×3着 |
【STEP5】必要になったら取り出し申し込み
荷物の取り出しも、最短翌日着でアプリから簡単に申し込めます。

まとめ|サマリーポケットのクリーニングで楽して得しよう!
- クリーニング保管したい服の枚数が少ない
- クリーニングの質に強いこだわりはない
- ブランド服はなく一般的なメーカーの製品
- 着用する直前まで預けっぱなしにしておきたい
- 服の他にも保管しておきたいものがある
保管サービスであるサマリーポケットのクリーニングオプションは、価格や使い勝手の面で独自のメリットがたくさんあります。
実際に利用してみて、クリーニングの品質にも問題ないことがわかりました。
サマリーポケットを活用すれば、狭い部屋でも快適な生活がおくれますよ。

シーズンオフの着ない服はまとめてサマリーポケットに任せて、広々ゆったり暮らそうにゃ〜💤

サマリーポケットなら布団もクリーニングできるんです。
サマリーポケット以外の保管付きクリーニングをもっと知りたいならこちら。