- 汗抜き加工ができるオススメの宅配クリーニング店
- そもそも汗抜き・ウェットクリーニングとは?
- 汗抜きするタイミングや頻度、利用の注意点
「クリーニングしているはずのになぜかベタつくし、臭う…」
そんなときは汗抜き加工の出番。ドライクリーニングでは落としきれない汗汚れ・臭いをスッキリ落とせます。
汚れの蓄積を防ぐためにも、衣替えのタイミングで1回やっておきたいところ。

汗抜きはクリーニングの定番メニュー。
宅配クリーニングでも、汗抜きオプションをつけられるところはたくさんあるにゃ🌟
この記事では、宅配クリーニングで汗抜き加工が任せられるお店を厳選してご紹介。

10以上の宅配クリーニングを利用してきた主婦目線でお届けします♪
汗抜き加工の注意点やお店選びのポイントもまとめているので、汗抜き加工で迷ったり失敗するのを防ぐためにも、ぜひ目を通してくださいね。
汗抜き加工とは?メリット・デメリット

汗抜き加工とは、ドライクリーニングでは落としきれない水溶性の汚れを落とすクリーニング処理。
ウール素材などのドライマークの服を、特殊な洗剤や機械を使用して水洗いします。
汗抜き加工のメリット・デメリット
- さっぱりとして服の着心地がよくなる
- 黄ばみや悪臭の発生を防ぐ
- 適切な利用で服が長持ちする
汗抜き加工で汗の塩分が取り除かれると、ベタつきがなくなり、服が軽く、風通しよく感じられます。
汗の成分が酸化して発生する黄ばみや悪臭の予防にも有効。
また、生地の傷みが軽減されるので服が長持ちしやすくなります。

- ドライクリーニングしてもきれいになった実感がない
- 人一倍汗っかきな自覚がある
- 大事に着続けたい服
こんなときは汗抜き加工をプラスにゃー!
- 頻繁にやりすぎると生地が劣化したり風合いが変わる
- オプション料金がかかる
- 任せるお店によって仕上がりに差が出やすい
一方でデメリットはコストがかかることと、服への負担です。
汗抜き加工をするには、クリーニング代とは別にオプション料金がかかります。

店頭価格、宅配価格どちらも1着500円〜1,000円くらいが相場ですね
お店によって加工料金に幅がありますが、安さだけで選ぶのはよくありません。
画一的な処理ができるドライクリーニングと違って、汗抜き加工は素材や汚れの状態に合わせた個別対応が必要になります。
そのため、お店や担当する職人さんの知識・経験・技術によって仕上がりの質にムラが出やすいんです。

汗抜き加工のメリット・デメリットを知った上で、技術力が信頼できるお店を選ぶことが大切なり
汗抜き加工と自宅でのオシャレ着洗いの違いは?
「ドライマークの服を水洗いする」という点では、汗抜き加工も、エマールをつかってお家でおしゃれ着洗いするのも同じに思えますよね。
しかし、次の2点でクリーニング店の汗抜き加工の方が優れています。
- プロが個別に適した洗剤・洗い方を判断するので失敗しにくい
- 水洗いによる型崩れやシワを仕上げ技術でリカバリーできる
特に2番目の仕上げリカバリーは重要。立体プレスやアイロンがけなど、専門的な設備や技術が必要だからです。

家で洗う方が安いので魅力的なんですが・・・💦
でも、色あせしたり型崩れで着れなくなっちゃう方が高くつきますからね

それに、全部の服がおしゃれ着洗い洗剤で洗えるわけじゃないからにゃ〜
汗抜き加工のタイミングと頻度
汚れは時間が立つほど落ちにくくなりますし、汗が残っているとカビが発生しやすくなります。
なので、シーズンオフの服を片付ける時が汗抜き加工のタイミング。
頻度はワンシーズンにつき1回が目安です。
クリーニングするたびに汗抜きすると、服に負担がかかるのでおすすめできません。
ただし、着る頻度が極端に低い礼服、喪服は、長時間汚れがついたままになってしまうので、1度着ただけでも汗抜きしておいた方がいいでしょう。
汗抜き加工には2種類ある!?自分に合う方を選びましょう
「汗抜き加工」という名前は一緒でも、お店によって作業内容は次の2パターンに分かれます。

それぞれ長所・短所があるから、ニーズに合う方を選んでにゃ
タイプ1|水につけて洗う(ウェットクリーニング)
メリット | デメリット |
洗浄力が高くスッキリ | 料金が割高になりがち お店にとって難易度が高い |
一つ目は、本当に水で洗う手法。
場合によっては手洗いしたり、素材によって縮むのを防ぐ補助剤を投入したりと、技術と手間が問われます。
その分汚れ落ちは抜群。
こちらは、汗抜き加工ではなく、「ウェットクリーニング」「Wクリーニング」という名前が付いていることもあります。
タイプ2|ドライクリーニングに水洗い効果をプラス(汗抜きドライ)
メリット | デメリット |
料金が比較的安い 作業が手軽で失敗しにくい | 水洗いより洗浄力が低い |
二つ目は、ドライクリーニングの溶剤に、水溶性の汚れを落とす汗抜き用のソープや補助溶剤を加える手法。
ドライクリーニングの延長なので、お店にとっては手軽で簡単。
わたしたち利用者にとっては、加工料金が割安で、技術力がなくても失敗されにくいというメリットがあります。
ただし、本当の水洗いではないので肝心の洗浄力は低めです。

水洗いの3割〜半分くらいの洗浄力みたい

でも、「汗抜き加工」としかメニューに書いていない場合はどうやって見分けるの?

それはお店に確認するしかないにゃ〜。
今から紹介する宅配クリーニング店は、それぞれのタイプごとに選んでいるよ
汗抜き加工におすすめの宅配クリーニング3選
汗抜き加工のニーズごとにおすすめの宅配クリーニングを紹介します。
宅配クリーニング店 ※タップで詳細へジャンプ | こんな人におすすめ |
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汗抜きドライ クリーニングモンスター | まとめて安く汗抜きしたい |
ウェットクリーニング リアクア | Wウォッシュでしっかり汚れを落としたい |
ウェットクリーニング キレイナ | 繊細な服、ブランドものをキレイにしたい |
クリーニングモンスター|汗抜き無料付帯
クリーニングモンスターは無料サービスが盛りだくさん。なんと汗抜きも無料でついてきます。
パック料金なので、まとめて出せば汗抜き込みで1着880円〜!
クリーニング料金 | パック料金式 5点+1|9,790円(1,632円/枚) 10点+2|13,200円(1,100円/枚 15点+3|18,150円(1,009円/枚) 20点+5|22,000円(880円/枚) |
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送料 | 無料 |
汗抜き加工料金 | 無料 |
仕上がり納期 | 工場到着から最短4営業日〜 ※季節によって変動 |
リアクア|比較的低価格なウェットクリーニング
引用:リアクア
リアクアでは、ドライと水洗いのダブル洗いが、935円と比較的安い価格で利用できます。
プロのクリーニング師が「そもそもウェット洗いしても大丈夫か」というところから見極めてくれるので、直接顔を合わせない宅配でも安心ですよ。
クリーニング料金 | 単品金式 スーツ(上)1,210円 スーツ(下)726円 礼服ワンピース2,200円 学生服(上) 1,210円 学生服(下)726円 セーラー服 1,210円 コート1,980円 ⇒その他アイテムを料金表でチェック |
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送料 | 2,200円 (4,620円以上利用で無料) |
ウェットクリーニング料金 | 935円 |
仕上がり納期 | ウェット利用時は最短営業7日〜 |
キレイナ|1点づつ個別対応の上質な水洗い
高級クリーニングのキレイナでは、高度な技術で水洗いをすることができます。
1点づつ、服にあわせた洗剤の調合と洗い方を選択するので
- 他のクリーニング店では洗えない判定が出た服
- 普通のクリーニング店には出しにくい繊細なブランド服
などでも、問題なく対応してもらえます。
大事な服を水洗いで芯からきれいにしたい、長持ちさせたい、というときにおすすめ。
クリーニング料金 | 単品金式 ジャケット 4,400円 ワンピース 5,500円 コート 8,800円 |
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送料 | 2,750円 ※北海道・沖縄・離島は別途送料 【本州・四国・九州】 11,000円以上で送料無料 【北海道・沖縄】 22,000円以上で送料無料 |
汗抜き加工料金 | ー |
仕上がり納期 (見積もり後) | 2〜4週間 |
まとめ|宅配クリーニングで汗抜きするなら自分にあったタイプを選ばないと損
- 汗抜きは1シーズンに1回、片付け前がおすすめ
- 汗抜きには2タイプあるのでどちらか要確認
- 技術力が必要な作業なので安さだけで選ぶのはNG
おろしたての頃のような着心地を味わいたい。
臭いや黄ばみは恥ずかしいので絶対につけたままにしたくない。
そんなときは汗抜き加工を使ってみてください。
ドライクリーニングのなんとなく清潔感が足りない感じもスッキリ解決。

宅配クリーニングなら、高品質でご家庭ごとの予算やニーズに合ったお店が選べますしね

クローゼットが汗クサくなくなったから、また潜ってお昼寝しよっと
来シーズン、サッパリ新鮮な気持ちで着られる汗抜き加工、ぜひ活用してください。
定期的にクリーニングが必要なスーツは、宅配クリーニングでコスパよく時短しませんか?
来シーズンに備えて、汗抜きついでに衣類を専用倉庫にあずけるのもおすすめ!