掃除したばっかりのトイレがなんだかおしっこ臭い・・・!?
何度トイレ掃除をしても、夫に尿ハネを気をつけるように注意しても、やっぱり臭う。
トイレのフチはしっかり掃除したし、アンモニア臭を抑える成分配合のトイレシート(高い!)や壁まで消臭するトイレのファブリーズも導入したのに効果なし💧
これ以上何をしたらいいの?
それはきっと、トイレと床の隙間のお手入れ不足が原因だにゃ
トイレと床の隙間には、尿ハネや汚れが入り込みやすい一方、狭いのでトイレのお掃除シートがうまく届きません。そのため、汚れが蓄積してにおいの温床になってしまうんです。
そこで、トイレと床の隙間を徹底掃除。さらに、専用コーキング剤「トイレのスキマフィル」を使って隙間を埋め、におい・汚れの予防を行いました。
結果は大当たり!どこからともなく漂うアンモニア臭が消えて、トイレがスッキリ爽やかに。
実際の作業写真とともに、やり方を紹介しますね
トイレと床の隙間はコーキングでふさいでしまおう!
コーキングとは、住まいに生まれる隙間を、防水や機密性をあげるためにパテで埋める処理のこと。
お風呂や台所など水回りのパッキンが代表的なコーキングの例です。
トイレと床の間の隙間もコーキングでふさいでしまえば、汚れの入り込みをシャットアウトできます。隙間がなくなることでお掃除も格段にラクになりますよ。
専用商品「トイレのスキマフィル」が便利
トイレと床の隙間のコーキングは、専用商品の「トイレのスキマフィル」がおすすめです。
通常のコーキング剤だと、取り外しにカッターで切り取るなど面倒な処理が必要です。
しかし、トイレのスキマフィルは固まると軽くつまむだけでキレイにはがせる優れもの。
汚れたら気軽に交換できるし、賃貸でも安心して使えるのがありがたい
乾くと透明になるので、多少はみ出たりガタついても気にならないのも、DIY慣れしていない私にとってはうれしいポイントです。
楽天やAmazonで、送料を入れて1,000円〜1,800円前後で購入できます。(ロハコにはありませんでした)
今回トイレ1つに使って半分くらい余ったので、これ1つでトイレ2つはコーキングできると思います。
トイレの隙間テープは見た目と掃除しにくさが気になる
トイレと床の隙間対策グッズには、テープ型の商品もあります。
百均でも買えて、洗濯して何度も使えるものが多いので、お財布にはやさしいかも。
設置も貼り付けるだけでカンタン!
ただ、見た目がかなりダイレクト…。
シートとトイレの相性が悪いと、長さが足りなかったりうまくフィットしないこともあるようです。
また、床面にはりだしているので掃除しにくそうなのと、シート自体のお手入れがいるのも少し面倒な気がします。
毎日のお手入れを考えると、コーキングの方がラクかもにゃ
トイレのコーキングに使う道具
- トイレのスキマフィル
- クエン酸
- スプレーボトル(なくてもOK)
- 使わない歯ブラシ
- 使い捨て手袋(平気ならなくてもOK)
- トイレットペーパー
トイレと床の隙間の掃除&コーキング手順
乾燥待ち時間をのぞけば、実働時間は掃除10分+コーキング10分の計20分程度です。
膝をついたり屈み込んだりするので、汚れてもいいズボンをはいて、髪の毛は垂れないようにまとめておきましょう。
【STEP1】隙間にたまった汚れを除去
まずは、コーキングする前にトイレと床の隙間にたまったにおいの原因汚れを掃除します。
{STEP1-①}クエン酸水を作る
トイレ掃除には尿汚れに強いクエン酸を使います。
まずはスプレーボトルに水100mlとクエン酸約2gを入れて、クエン酸スプレーを作ります。
スプレーボトルがない場合は、紙コップなど使い捨てできる容器にクエン酸水を作ってください。
{STEP1-②}クエン酸をスプレーしながら歯ブラシで隙間を磨く
トイレと床の隙間にクエン酸をスプレー。歯ブラシで汚れを掻き出します。
スプレーがない場合は、作ったクエン酸水に歯ブラシを浸しながら掃除を進めてください。
{STEP1-③}トイレットペーパーでふき取り、乾かす
掃除がおわったら、トイレットペーパーで汚れと水気をふき取ります。
トイレットペーパーを薄く折って隙間に差し込み、たまった水分をしっかりと吸収させましょう。
そのあと1時間ほどおいて床と便器を完全に乾燥させます。
この掃除をしたら、トイレにずっとただよっていたおしっこのにおいが消えました!
【STEP2】コーキングで隙間を埋める
{STEP2-①}トイレのスキマフィルを準備する
【1】ノズルを取り外して、先端をはさみでカットします。
【2】ノズルの先端を袋の口に差し込んで破ります(接着剤や病院でもらう軟膏の要領です)。
斜めにカットすると使いやすくなるよ
【3】ノズルを装着したら準備完了です。
{STEP2-②}トイレと床の隙間にジェルを盛る
パウチ部分をゆっくりしぼると、ホイップクリームのように先端からジェル状のコーキング剤が出てきます。
トイレと床の隙間にコーキング剤が密着するようぐるっと盛り付けましょう。
先端が細くジェルが固いので無駄に広がることはなく、マスキングは特に必要ありませんでした。
粘り気が強いので少し力はいりますが、おかげでドバッと出たりしないので、ゆっくり落ち着いて作業できました。
においもほとんどありません
{STEP2-③}完全に固まるまで触らず放置
コーキング剤が乾くまで半日~1日かかります。
トイレを使うのはOKですが、コーキング剤には触らないように気をつけましょう。
マスキングテープとヘラを使って均一に塗る方法がメーカーサイトで紹介されています。
道具が必要&手間はかかりますが、見た目を完璧にしたい方はチェックしてみてください。
トイレのスキマフィルの持続力→ウチは4ヶ月もちました
トイレのスキマフィルが1回塗ってからどれくらい持つかは、特に記載がありません。
うちの場合は、6月末に塗って10月末にはいだので約4ヶ月持ちました。
においが気になる夏場を無事に乗り切りました
粘着力が落ちたのかコーキング剤が劣化したのか、掃除のときにとれてきたので、おしまいだと判断。
コーキングをはがすのはとても簡単で、数分でサクサクっと取り終えました。
コーキングをはがしたあとは、汚れたり破けたりといったこともなく、もとどおりです。
{番外編}余ったトイレのスキマフィルは保管できる?
トイレ1つだと半分以上余りました。
使い切りを想定した商品なので、保管用のフタがありません。パッケージの使い方にも保管方法は特に書かれていません。
でも、もったいないので、我流で保管をしてみたいと思います。
そのままにしておくとコーキング剤が固まってしまうので、ノズルを外して本体の口をラップで密封。
コーキング剤の粘度が高いので、竹串でざっくり取り出して、真ん中の隙間だけ確保しました。
これで次回使えたら、ここでまたご報告しますね。
↓4ヶ月後に使ってみました↓
密封のかいあって、コーキング剤はまた使える状態でした!
問題は容器。
- ノズルが詰まって細くなりうまくコーキング剤が盛れない
- ノズルと袋の間からコーキング剤が漏れ出す
というトラブルで、使うのをあきらめるしかありませんでした。
生クリーム絞り袋なんかに入れ替えたらうまく使えたかも・・・もったいない💦
まとめ|コーキングでトイレのキレイ度がワンランクアップ
トイレのにおいの原因がわかったおかげで、トイレ空間が快適になり、トイレ掃除に必要以上にかけていた時間やお金も節約できるようになりました。
なにより、トイレと床の隙間の存在にずっと嫌悪感を抱いていたので、コーキングでふさぐことができて気持ちもスッキリ!
においの原因として夫を疑うイライラもなくなりました
特に男子が多いご家庭は効果を実感しやすいと思います。
便利グッズ「トイレのスキマフィル」を使って、トイレの清潔感をワンランクアップしてみてください。
掃除が楽だしにおいも出ないしいいですよ。
トイレがきれいになると、お家全体がきれいになった気分になって安らぐにゃ〜
自力のエアコン掃除はきびしい!そこでプロに頼んでみた結果…
話題の宅配クリーニングを使ってみたら便利すぎました。